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これからの日本をつくる"働き方"のストーリー

FEATURED STORIES

Sponsored by at Will Work これからの日本をつくる100の“働く”をみつけよう「Work Story Award 2021」 ※Work Story Awardに掲載のストーリーは、一般社団法人at Will Workから
ストーリー監修の株式会社PR Tableに依頼し、ストーリーの記事を取材・製作頂きました。
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1.働きがい、モチベーション、エンゲージメント

働くモチベーションとはどのように生まれるのでしょうか。そしてなぜ大事なのでしょうか。企業と人の関係を語る上で欠かせないエンゲージメントも、最近さらに注目されています。企業、チーム、そして人の多様な働きがい、モチベーションとエンゲージメントに関わるストーリーです。

コロナ禍で人手不足が一気に深刻化している外食産業に対して、勇気を与えるストーリー。エッセンシャルワーカーに近い働き方をされてる点も評価しました。離職率の課題をはじめ、取り組みの一つ一つはオーソドックスなものではありますが、外食産業だけでなく、多くの日本企業に共通するであろう課題を一つ一つ丁寧に解決し、突破していく事例としても参考になるストーリーです。

2.コミュニケーション、コラボレーション、チームビルディング

仕事は一人だけでは完結しないもの。必ず誰かとのコミュニケーションが発生し、そして素晴らしい仕事には、チーム内やチームを超えてどのようにお互いが関わり合って働いていくかがポイントになります。仕事をするメンバー、そしてチームの力を最大化したストーリーです。

リモートワークによるコミュニケーション課題は、どの企業も抱えている大きな課題の一つです。さらに、副産物として浮き彫りになった運動量激減の課題。これらの課題に対して取り組まれた「リモートウォーキング大会」は、リモートワークによって起きうる課題を解決していく唯一無二の面白い事例として参考になるストーリーです。また、グローバルでは既にこのような取り組みが広がっており、日本でも今後拡大していく可能性があると感じました。

3.働き方の多様化・ダイバーシティ

副業をはじめ、多様な個性を企業やチームに取り込み、その個々の力を最大化することで組織の力はさらに強力になっていきます。性別、年齢や国籍、そして働き方のスタイルそのものにも多くの多様性があります。多様な価値観と個性を活かして、チームや組織の可能性を拡大したストーリーです。

働き方に合わせて生き方を決めるのではなく、働き方と生き方の両方を大切にできる多様な働き方を目指す企業において、今後の参考となるようなストーリーです。オンラインコミュニティ形成やワークシェアリングによるチーム組成の仕組み、また実際に働いている人の声など、取り入れやすい具体的な事例が多い点も評価しました。フルリモートやアウトソーシングがもっと実現されれば、地方移住や働き辛い人が働きやすくなる未来にも貢献できると考え選出しました。

4.企業文化・風土

企業を創り、働く人々によって進化する文化。意識的・無意識的に共有されている価値観は、その企業の働き方を支え、そして多くのことを実現していきます。同時に文化・風土を変化させることで、企業のあり方やビジネスの状況が変化することも。会社の根幹を成す文化・風土を創り出し、もしくは変革し、「働く」の進化に貢献したストーリーです。

企業文化や風土への取り組みというと、内側に向いたものを想起しがちですが、企業のスタンスや倫理観を示す活動を発信していくことで、「企業文化」の醸成に貢献していく取り組みとして高く評価しました。もはやオウンドメディアのレベルを超えてるクオリティの高さも素晴らしいです。社内へのバリュー浸透の取り組みは多くの企業が抱えている課題の一つですが、”社外"に対して自社の考え方を伝えることで、社内へバリューを浸透させ、エンゲージメントを向上させるというストーリーは本質的である、と強く感じました。

5-1.イノベーション(既成概念を壊す新しい価値観)

イノベーションはどのようなきっかけ、そして組織や人によって起こるものなのでしょうか。また起こせるものなのでしょうか。変化を起こすために挑戦した新しい取り組み、既成概念を壊すような新しい働き方の価値観が生まれたきっかけや実施の葛藤、そして起きた変化についてのストーリーです。

起業、となるとどうしても男性が多く、投資判断時も性別によるアンコンシャス・バイアスがまだ発生しやすいものですが、そんな「起業」におけるダイバーシティ実現に向けた新しい挑戦ストーリー。女性、リモート、そして起業と言う3軸にスポットを当て、一人ひとりの女性たちが覚悟を持って事業を創出していくことをコミュニティで支えていく取り組みや、遠隔で事業創出していくようなシーンはこれからも増えていくだろうということを鑑み、イノベーションという観点から高く評価しました。

5-2.イノベーション(既成概念を壊す新しい価値観)

イノベーションはどのようなきっかけ、そして組織や人によって起こるものなのでしょうか。また起こせるものなのでしょうか。変化を起こすために挑戦した新しい取り組み、既成概念を壊すような新しい働き方の価値観が生まれたきっかけや実施の葛藤、そして起きた変化についてのストーリーです。

建築士という一つの職業の幅を変えた、新しい働き方の可能性を大きく広げたストーリー。世の中にはいろんな専門職がありますが、時代や世の中のニーズの変化によって、その働き方を変えていかなければいけないという課題を抱えていることも多いのではないでしょうか。建築士としての新たな仕事を開拓するという視点は、非常に画期的であり、他の専門職の働き方の変化にも一つの示唆を与えてくれるはずです。業界内の反発も多く苦戦を強いられながらも、数多くの建築士に対して新しい活躍の場を創出させたという長年の苦労と実績も高く評価しました。

6.テクノロジー・ツールの活用、DXの推進

テレワークやクラウドサービスの利用はもちろん、HR Techと呼ばれる分野も多くの取り組みが進んでいるように、世の中にある”テクノロジー”を活用して働き方はどんどん変化しています。テクノロジーがどのように変化を起こしたのか、新しい取り組みに挑戦したストーリーです。

AIについては幅広い部門で理解を進める必要があり、各社でも取り組みが進んでいますが、本ストーリーはこれからの時代を見据え、社員全員にAI研修を実施するという徹底ぶりを評価しました。それも、基礎的な数学まで研修に組み込まれており、ここまで徹底した研修を実施する企業はあまりないと思います。カルチャーフィット含めて、全社員に新しいことを一斉に学んでもらうための仕掛けづくりや、原理原則から学ぶことで部門を超えての理解が深まった点も、高く評価しました。

7.人材育成・人材開発、人事評価と仕組み

組織を創るのは人。人の育成が働き方、そして企業文化にも変化をもたらします。個人の力、チームの力をどう強化し、伸ばしていくのか。そのための制度設計、研修等の取り組み、そしてその先にある人事評価も大事な要素。働き方を語る上で欠かせない「人づくり」に挑戦したストーリーです。

ライフステージの変化に伴い、営業職で働き続けることを諦める女性が多い現状に対し、異業種・他社を巻き込み、行動・アクションプランまで落とし込まれている点を高く評価しました。また、エイジョカレッジを通じて、継続キャリアへの意識が上がったり、擬似体験を通じて人事制度改革へと繋げられている数々の成果も非常に素晴らしいです。女性活躍推進への取り組みは様々ありますが、ぜひ一人でも多くの方に知って頂きたいストーリーです。

8.マネジメント

チームの力を最大化するために重要なのがマネジメント。最大限のパフォーマンスを実現させるためには、個々の力を理解し、そしてどう活用していくかを考えることが重要です。働き方の選択肢が増える上でマネジメントのスタイルも様々に変化していています。マネジメントとは何か、そして多様化するマネジメントにおいて新しい示唆を与えるようなストーリーです。

(受賞なし)

9.働く場所・環境

テレワークやコワーキングスペース・働く場所や、働く環境、その機能や役割は、ここ数年で大きく多様化しています。働くうえで非常に重要な「場所」や「環境」に変革を起こし、働き方に多様性が生まれたり、変化が生まれたストーリーです。

モノづくりメーカーや製造業の場合、どうしても製造現場と本社機能とで様々な隔たりが生じがちですが、製造現場も本社機能も全てABWに基づくオフィスに変更。それも、段階的にフェーズを設け、徹底的に検証・改善し続ける実行プロセスと姿勢を高く評価しました。施策を単に実施するのではなく、事前研究からモデル化、実装、測定の手順を踏んでいる点でも参考になる、素晴らしいストーリーです。

10.WILL

上記のどれにも当てはまらない、でも“こうしたい”というWILL(意志)によって働き方が変わっていったストーリーです。

思い切ったチャレンジ、泥臭さ・奮闘ぶりがすごく、何より「情熱・想い、Will(意思)」を強く感じる非常にインパクトのあるストーリー。強い原体験から「個人のキャリア転換、起業および事業立ち上げストーリー」としても、とても魅力的な内容です。個人の側面が強い内容ではあるものの、思いによって働き方や暮らし方を変化させていく一人のロールモデルとして、その分かりやすさ、実績、横展開のしやすさの観点からも高く評価しました。

11.コロナ禍をきっかけに変わる働き方

新型コロナウィルスの影響で、働き方を変えたというストーリー。withコロナ / afterコロナ時代のニューノーマル(新常態)に向けた働き方改革のストーリーです。

高スキル人材の獲得が大変な中、コロナ禍の環境を逆に活かして副業かつテレワークで自治体の不足を補い、イノベーション創出の働き方改革を行った事例として選出しました。ポストコロナを見据えた地域活性化・働き方改革に挑む先進的な取り組みは、他自治体・社会への影響度も高いのではないでしょうか。ここまで大々的に取り組み、仕組み化も出来ている点や、行政・民間の枠を超えて連携して取り組んでいる点も高く評価しました。この活動が、大田区から日本各地、そして世界へと広がっていくことを期待しています。


審査員特別賞

Rethink Work賞(浜田 敬子 氏)

コロナによってリモートワークが定着し、副業などへの関心もより高まった中で、改めて「働く意味」や「主体的に仕事をする」ことを再考した人が多かったと思います。改めて仕事や働くということを問い直したストーリーに贈る賞です。

コロナ禍は女性、特にシングルマザー家庭を直撃し、もともとの経済的困難を抱えた家庭をさらに追い詰めることになりました。一方で、コロナは距離を超えて働くという新しいスタイルも定着。新しい働き方によって社会の課題を解決するという、まさに「仕事や働くことは社会の課題を解決することでもある」ということを改めて認識させてくれるプロジェクトです。

プロティアンキャリア賞(田中 研之輔 氏)

変化に翻弄されることなく、主体的にキャリア開発をしながら、組織を活性化・再活性化させ、より良き社会と未来を創出していくプロティアンな働き方を表彰します。

コロナ禍の働き方や社員のキャリア開発を支える総合的なコンディションニングプログラム「Well.U」。フィジカル・メンタル状態を可視化させ、オンラインでの医療相談・産業医相談にもすでに365件で対応。健康経営の一施策をはるかに凌駕する、いわば、「持続的なキャリア開発DX」と称しても過言ではありません。社員全員が「健康で幸せである」ことの実現に向けて、今後は取得したデータの解析にも踏み出していけることでしょう。変化に翻弄されずに、変化を原動力にしたストーリーです。

素敵な未来を創りま賞(山口 揚平 氏)

一人ひとりのやりたい!暮らしの実現を応援したいと考え、「未来」の「ライフスタイル」を創造するワークスタイル提案に授与します。

地元の名産である「ぶどう山椒」の生産量低下を懸念して、東京からUターンをしたストーリー。「ぶどう山椒」のブランド化や、畑に育つ桑を使った製品開発、庭師とのコラボレーションなど、その土地の自然・人とのつながりが生む価値を再構築されました。独自のマーケティングで売上実績を伸ばしていることや、若者就農者・移住者を増やしたり、周辺地域に活動を拡大させ、外部を巻き込むモデルプレイヤーとなっていることなどを高く評価し、選出しました。

「はたらいて、笑おう。」賞(高橋 広敏 氏)

「自分の“はたらく”を自分で決める」を体現しているワークストーリーを選出します。

アフターコロナの新常態、さらにサステナブルな社会を見据え、地域企業、副業・兼業人材、自治体が一体となり、社会課題を解決し、個人の新たなはたらき方を実現する、まさに「はたらいて、笑おう。」につながる取り組みだと考え、選出しました。

オリジナル・ワークスタイル賞(源田 泰之 氏)

テクノロジーを活用し、明るい未来の創造に繋がるような個性的(ユニーク)でオリジナリティのある働き方を表彰します。

コロナ禍で在宅勤務が広がり、コミュニケーションやエンゲージメントの課題が浮き彫りになってきています。正解がない中で新たな働き方やコミュニケーションのあり方を各企業が模索している中、宿坊でのワーケーション合宿という驚きの策を実施した点が本当に素晴らしい。同じ空間を分け合うことがチームにどんな影響を与えるのか、マインドフルな話さない合宿は新しい形のチームアップであり、個人の価値観の変革のヒントになるのではと思います。

キャリアオーナーシップ賞(Presented by パーソルキャリア株式会社)

自分自身のキャリアについて、主体的に考え行動しているストーリーを選出します。

自身の出産を機に、働き方について考え、ワーキングマザーが働きやすい環境を作るために主体的に活動している点はまさにキャリアオーナーシップを体現されています。ライフステージ特有のペインポイントに働きかけ、クリアされている点や、共助的な仕組みをデザインし、数千人単位の対象者を支援するなど、影響範囲の大きい点も素晴らしいと感じました。こうした取り組みの広がりは、ワーキングマザーだけでなく、すべてのビジネスパーソンにとって働きやすい環境整備につながると期待できることから、選出しました。

「正解は、ここにある」賞(Presented by 日本経済新聞社)

日本的雇用慣行はもう持たない。常識にとらわれず、破天荒な働き方を追求するストーリーを応援します。

勤務先の命じるままに部署に所属し、任される仕事をこなす時代は早晩終わるのではないでしょうか。自らのキャリアは自らの責任で形成しなくてはいけません。ただ、社外の未知なる環境への挑戦はハードルも高い。その点、社内副業なら、自らの意思で本業と異なるスキルを磨け、隠れた才能を開花できるでしょう。会社にとっても高いロイヤルティーが担保された人材を確保できる。働く側と雇う側の双方に利点があるので持続的な運営が期待できることも評価しました。

学び直しで多様なキャリアを応援するWorkStory賞(Presented by 月刊THE21編集部)

これまで積み重ねてきた働き方がある人も、これから社会に出ていく人も。多様な世代の多様なキャリア形成を応援するストーリーに贈ります。

「キャリアが断絶する期間」と捉えられがちな育休期間を、復職後の武器を手に入れるチャンスと考え、視野を広げる「学び」と「つながり」の場を設けたことが素晴らしいと感じました。せっかく研修等で学びを得ても現場で実践できないという声もよく聞く中、復職後過半数の方が実際に行動を起こし、周囲に影響を与えているということで、社会全体の働き方に与える意義も大きい点を評価し、選出しました。

未来を創造するWork Story賞(Presented by 株式会社ディ・アイ・システム)

外部環境や社会のニーズを的確に捉え、自身のスキルを活かし自律的にキャリアを開拓された素敵なストーリーを表彰します。

Web社内報の実施について一度は経営層の承認を得られなかったものの、あきらめることなくトライし、まずは事業部単位ではあるが実行に移せた!というストーリーが素晴らしいです。様々な問題点を明確にし、情報共有化、経費削減といった実績に結び付いている点を評価しました。単にDX推進というわけではなく、シニアの働き方を改革するという点でインパクトがあり、同業他社のみならず、あらゆる企業で実現可能な働き方改革だと思います。

大学生が選ぶWork Story賞(Presented by 株式会社i-plug (OfferBox))

長期的なキャリアを見据えた大学生が、これからの時代における「働く」を追求したストーリーを選出します。

目に見える多様性はすでに対応が進んでいることも多いけど、目に見えない多様性についての理解はなかなか難しいものです。たとえば、偏頭痛、生理痛、ADHDなど、他人から見えにくく、理解されにくい悩みを抱えている人は世の中にも多くいます。そのような問題に対して、共に考えようとする環境がある事は、精神的にも肉体的にも悩みを解消する1歩になると思います。多様性を重視しながら、誰の悩みにも寄り添おうとする姿勢がある会社でなら、社員と会社が協力しながら、共に働きやすい環境を作っていけるだろうと考え、その点が魅力的に感じています。カードゲームを作成し、ゲーミフィケーション的に理解を深める試みもユニークだと感じ、選出しました。