at Will Work

WORKSTORYAWARD

これからの日本をつくる"働き方"のストーリー

FEATURED STORIES

Sponsored by at will work これからの日本をつくる100の“働く”をみつけよう「Work Story Award 2019」 ※Work Story Awardに掲載のストーリーは、一般社団法人at Will Workから
ストーリー監修の株式会社PR Tableに依頼し、ストーリーの記事を取材・製作頂きました。
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テーマ別部門賞

各テーマごとに、審査員により定量審査+定性審査を踏まえられ、受賞ストーリーが決定しました。

1.働きがい、モチベーション、エンゲージメント

企業、チーム、そして人の多様な働きがい、モチベーションとエンゲージメントに関わるストーリー

人生100年時代など暮らし方・働き方が変化していく中で、持続可能な社会の発展を築くには、ライフステージに寄り添ったワークスタイルの選択・フレキシブルな勤務形態など、ひとりひとりの個性が活かせる環境の整備と、多様な働き方ができる体制作りが必要です。この取り組みは、働く時間や環境に制限はあるけれども、働きたいという意志を持つ人が、働きがいややりがいを感じながら働ける場を創出している点を評価しました。また、あらゆる世代の9万人という多くの人々に、新しい働き方と働きがいを提供されているという大きな規模感も素晴らしいと思います。

2.コミュニケーション、コラボレーション、組織活性

仕事とは個人ではなくチームで取り組むもの。"共に"関わり合うことで、チームの力を最大化したストーリー

「トリセツ」というキャッチーな切り口&ネーミングは、事例としても横展開させやすく、また多くの組織で汎用的に真似ることができるという点を評価しました。面談やランチなどを通してお互いを知りあうことも大切ですが、時間やお金をかけずとも、「トリセツ」を通して、相互理解ができ心理的安全性も高まり、コミュニケーションが円滑になる良い事例だと言えます。勤務時間や勤務場所など柔軟な働き方を推進していく企業が今後ますます増えていく中で、セルフマネジメントの重要性も高まっていますが、ぜひ多くの企業にも活用してほしい取り組みだと思いました。

3-1.働き方の多様化・ダイバーシティ

多様な価値観と個性を活かして、チームや組織の可能性を拡大したストーリー

医療業界での働き方改革は業界的にも難しいと言われ関心も高い領域ですが、在宅医療事業を展開している中で、24時間365日体制を取りながらも働き方改革に挑戦されました。本ストーリーはそんな働き方改革に挑戦した具体的な取り組みが数々記載されていますが、年齢やLGBT、時間など、ダイバーシティを高めた取り組みをされている点も高く評価しました。地に足のついたストーリーで他業界への汎用性も高く、地道な中にも非常に夢は広がるストーリーとして選出しました。

3-2.働き方の多様化・ダイバーシティ

多様な価値観と個性を活かして、チームや組織の可能性を拡大したストーリー

働き方改革を推進する上で、業務分解を行わないとそもそも成り立たない中で、本ストーリーは、時間制限をすることが難しいコンサルティングに付随するオペレーション業務を分離して、ライフステージによって時短業務を選択できるようにした点を評価しました。また、仕事を切り分け、業務分解を行なって初めて、リモート業務が可能な範囲が増えていく中で、アクティブ・シニアなどを離島で採用してる取り組みも非常に面白いと評価し、選出しました。

4.企業文化・風土

会社の根幹を成す文化・風土を創り出し、もしくは変革し、"働く"の進化に貢献したストーリー

組織の規模が大きくなればなるほど、トップダウン文化を払拭することや、一人ひとりに当事者意識を持ってもらうことは難しいと、様々な企業が課題を感じています。本ストーリーは、そんな難しい課題に対して考え抜いて丁寧に取り組みを実施し、実際に社員の皆さんの意識を変えている点、またシンプルな施策で非常に分かりやすく、汎用しやすい点を評価しました。世の中の多くの日本企業が抱えているであろう課題を、正直な思いととも描いているリアルなワークストーリーなので、多くの会社に勇気を与えると思います。

5.イノベーション(既成概念を壊す新しい価値観)

既成概念を壊すような新しい働き方の価値観が生まれたきっかけや実施の葛藤、取り組み、そして起きた変化についてのストーリー

「採用活動の透明化」は、市場にとっても求職者にとっても非常に重要です。採用活動や選考情報などを全て公開するというのは、非常に勇気のある取り組みであり、まさに既成概念を壊すような新しい働き方の価値観を与えるストーリーであるという点を評価しました。社会的にも採用は内外のギャップが大きいところに課題があり、多くの企業に広げたい取り組みという理由で選出しました。

6.テクノロジー・ツールの活用

テレワークやクラウドサービスの利用はもちろん、世の中にある"テクノロジー"を活用して、働き方の向上に挑戦したストーリー

(受賞なし)

7.人材育成・人材開発、人事評価と仕組み

組織を創るのは人。働き方を語る上で欠かせない"人づくり"に挑戦したストーリー

(受賞なし)

8.マネジメント

マネジメントとは何か、多様化するマネジメントにおいて新しい示唆を与えるようなストーリー

(受賞なし)

9-1.働く場所・環境

組織の課題を捉え、生産性向上を定義し、向上させるための取り組みを実行したストーリー(新)

会社に出社せず、自由な場所で仕事をするというただのリモートワークではなく、「地元に残ってやりたい使命があるからこそのリモートワーク」という点が今後の未来の働き方を示唆するような取り組みだと思います。本ストーリーは、地域活性だけでなく少子化対策にも繋がる点も評価しました。働く場所の選択が極端にならない中庸の選択肢があることは、今後の日本の未来において必要です。日本の課題の解決策になるこの取り組みを、ぜひ全国に広げたいと思います。

9-2.働く場所・環境

組織の課題を捉え、生産性向上を定義し、向上させるための取り組みを実行したストーリー(新)

働きたい意志はあっても様々な課題があって働けないという人が多い中、「在宅就労」という働く環境を提供することで、255人もの重度身体障がい者の雇用を創出しているこの取り組みは非常に素晴らしいと思います。また、在宅就労の場合、孤独感を感じやすいのが課題ですが、横のつながりを持たせ、情報共有を仕組み化している点も素晴らしいアイデアで、様々な企業のヒントになると感じました。

10.WILL

“こうしたい”というWILL(意志)によって働き方が変わっていったストーリー

働き方改革が必要な業界課題がある分野「農業」。その農業のイメージ・概念・在り方を変えるストーリーであり、何より情熱・想い、Willを強く感じました。汚くてつまらなくて嫌だと思ってた仕事が、「仕事がどういうものにつながっているのか?」と仕事の意味を転換した結果「仕事は楽しすぎ!」になるーーー働き方改革とは本来、「自分の仕事の意味合いを変えること」が重要であり、その本質を突いているストーリーとして選出しました。


審査員特別賞

審査員がこれからの日本をつくる“働く”として、社会性、インパクト、新規性、未来性などが考慮され受賞ストーリーが決定しました。

PERMA高いで賞

ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社. 取締役 人事総務本部長 島田 由香氏

PERMAとは、ポジティブ心理学で立証されているよりよく生きるための5つの要素の頭文字です。どれも大切で、意識することで各要素をより高めて継続的幸福(well-being)を向上させる事ができますが中でもP(ポジティブな感情)が最大のカギだと思っています。『OKWAVE GRACIA』は『ありがとう』を日本全体広げていくことを目的にしています。『ありがとう』のパワーを知っていて、『ありがとう』で日本をhappyにしようとしていて、さらには自社で開発された仕組みをfreeで展開しているこの懐の深さはまさにPERMA高い証拠!!OKWAVEが持つ言霊とエネルギーも素晴らしく選出しました。

「3つのE」で賞

立教大学ビジネススクール 教授 田中 道昭氏

助産師さん一人ひとりに力を与え(エンパワーメント)、助産師さん一人ひとりの貢献意欲を高め(エンゲージメント)、助産師さん一人ひとりの様々な経験を共有し合う(エクリペリエンス)、そんな素敵なコミュニティー。会社や病院といった正式組織ではなく、自律的なインフォーマルオーガニゼーションであることにも大きな可能性を感じました。いろいろなプロフェッショナルの世界にも同様の取り組みが広がっていくといいな!!!と期待しています。

多様でジザイなセカンドキャリア賞

株式会社ザイマックス 代表取締役代表執行役員会長兼CEO 島田 雅文氏

働き方の変革を進めるためには、仕事や業務を分解することが必要です。本ストーリーは、仕事を分解し、その仕事をする場所や時間の制約を解放することで、多様な働き方を可能にし、多様な人材を戦力化する試みです。またデジタルシニアの増加という社会変化を見越し、アクティブシニアを積極活用するという取組みもすばらしいと思います。

ニュータイプ賞

独立研究者、著作家、パブリックスピーカー 山口 周氏

通信のコストが高い時には情報を一箇所に集めて高性能のプロセッサで一括に情報処理させる方が合理的でした。しかし通信のコストが低いのであれば、情報は広範囲に分散し、多数のプロセッサに処理させる方が合理的です。インターネットはまさにそれですが多くの組織は未だに旧世代の構造で動いている。今回のエーピーコミュニケーションズ様の取り組みには「組織のニュータイプ」のビジョンを見たように思います。

千里の道も一歩から賞

at Will Work理事

残業の削減など、数値目標の達成のみにこだわりすぎず、関係の質やコミュニケーションの質などを向上させることで、結果的に働き方を変革することや残業時間の削減を実現している点を評価しました。また、一つ一つは小さく地味な取り組みに見えるが、それを積み上げることや可視化していくことで働き方改革を実現していて、他の企業や行政も真似しやすく汎用性が高いと感じました。

「はたらいて、笑おう。」賞

Presented by パーソルキャリア株式会社

社員一人ひとりが表明した大切にしたい価値観を後押しする「ワーク・ライフ・バリューストーリー」制度。個々人のはたらくだけでなく、生活や家族も大切にできるありそうでなかった制度で、パーソルのグループビジョンである「はたらいて、笑おう。」をまさしく体現したストーリーとして選出しました。

「働き方を、ジザイに」賞

Presented by 株式会社ザイマックス

「都心のオフィスに人を集めるのではなく、人にワークプレイスが寄っていく」という、ザイマックスが想い描く社会の在り方を実践するストーリーでした。今後、企業にとっては「働いてもらい方改革」が必要ですが、通勤という「負」を軽減することでそれを実践し、また個々人のQOLも重視している点にも大変感銘を受けました。このような働き方がより大きく社会に広まる期待も込めて、本ストーリーを選出いたします。

トップ企業の人材育成力 賞

Presented by「トップ企業の人材育成力」著者チーム 審査員:北野 唯我 / 平岩 力 / 西村 晃 / 西村 英丈 / 西村 隆宏 / 寺口 浩大 / 堀 達也 / 白石 紘一

「トップ企業の人材育成力」のコンセプトから考え、経営と人事と現場がリンクし、人事施策による事業上の成果が出ているストーリーを選出させていただきました。人事施策においては、まずもって組織における実行力と実現力が重要であると考えています。斬新な取組みも必要ですが、昔からあるものだけど、打った施策を信じて継続してサイクルをまわすことが、いま働く人々にとって、より必要なのではないでしょうか。今回のアワード受賞をきっかけに、他の企業さまにおいても、経営と連動した成果に繋がる人事施策の実行が増えることを願っています。

「Future of Work」賞

Presented by デロイト トーマツ コンサルティング合同会社

今の日本企業の大きな課題である採用という局面で、社会的な批判を恐れず想定される課題も克服し、企業と従業員(この場合は就活生)が対等であるという信念のもと、データをオープンにし限りなく透明性を担保しようとした点を評価しました。また、それによりこれまでの採用の常識を覆し、企業・就活生の双方に効果があり、また社会的にもインパクトのある取組みであったというのも大きな選考理由のひとつとなっています。

大学生が選ぶ Work Story賞

Presented by OfferBox

Aoyama大学は社員同士の情報共有方法として素晴らしいと感じました。テレワーク等の働き方の多様化が進む中で、人に物事を教えて社内共有する取り組みは、若手社員の仕事の基準を高め、教養を深められる良い機会です。社員同士がお互いのことを理解し合うことは簡単なようで実は難しく多くの企業の共通の課題ではないかと思っています。この取り組みは企業規模に関わらず導入できる、多くの企業にとって、また自分らしく働きたいと願う若い人材にとって価値ある取り組みだと感じました。