テレワークを実施している企業は増えていますが、まだ一部の人にとっての制度としてのものが多い中、全員で取り組むという点が評価され受賞となりました。テレワークの導入・実践が進む一例として多くの企業でも参考になるストーリーです。
(受賞なし)
中小企業が抱える問題を、一つずつ取り組み解決した結果、事業や採用に大きな結果をもたらしたストーリーとして評価され、受賞となりました。パーソナルストーリーにもぜひご注目ください。
配送・運送業というまだ古い体質が残る業界で、社員ではない社外のドライバーをも巻き込み、会社におけるチームの概念を変えていくストーリーです。コミュニケーションの活性化のヒントがたくさんあります。テレビ会議でランチをする、というストーリーにもご注目ください。
2020年に向けても人材不足が叫ばれる建設業界。派遣社員でも成長できる仕組みづくりは、今後多くの業界が直面する課題において参考になっていきます。高い視座での課題解決が評価され、受賞となりました。
イラストの発注など、今でもクラウドソーシングは多くみられますが、仕事を分解してプロジェクト化をし、各々の分野で高いスキルをもつクリエイターをチーム化するという取り組みが評価され受賞となりました。クリエイティブ業界だけではなく、仕事を分解し、様々な人が個々の強みを生かしてチームとして高い水準で成果を出すというこの取り組みは、多くの業界でも活用できるストーリーです。
(受賞なし)
働き方を可視化しようとする流れは今年多くみられましたが、中でも「組織のハピネス度」の可視化は、多くの企業が注目しています。人間の感情やコミュニケーションなどの生態的なデータの可視化は、今後より加速していくと考えられ、受賞となりました。
外国籍人材の採用は、今後多くの企業が直面する課題の一つです。外資系企業ではなく、中小企業における外国籍人材の採用の一例として、またマネジメントがどうポイントとなるかという点にぜひご注目ください。
建設業界は、今非常に難しい局面にあり、企業によっては過労死も出る深刻な状況。人材流出の困難さを、思い切って徹底的に人材育成するように方向転換し、それによって、採用力も定着力も向上したという点が素晴らしい。残業しない、転勤させない、休日は120日、専門学校の費用を半額助成。技術者に転勤させないために、営業が頑張って現場を探すという姿勢や、若手の疑問にLINEでQ&Aし、ベテランも寄り添っている。日本の課題の解決策になるこの方法を、ぜひ全国に広げてもらいたい。
働くことは、お金を得るだけが目的ではない。心や知識の成長も大切。その源泉となるのが体の健康。心身の健康のための取り組みを入れた職場環境づくりを評価しました。
ウェアラブルによるデータ計測による、職場のハピネスと効率の計測化。未来を先取りしているようなWork Storyで、これがこれからになっていくのではないでしょうか。
メガトレンドの世の中で個が世界とつながっていきます。組織はどんどんフラットでオープンになり、インタラクティブが加速されます。グラフィックカタリスト・ビオトープさんはそんなメガトレンドの本質をついた活動をされています。
今回の決定には、このメンバーが創りたいたい未来、次に起こしたい変化を軸にした背景があります。一人ひとりがbeingを考え、感じる世界になったら結果として企業にも社会にもポジティブな変化が起こる。自分の生きる意味、価値、人生で成し遂げたいこと。これを考える、感じる機会が日本にはあまりになさすぎます。CRAZYのケースはそのきっかけの一つとして素晴らしいし、私たちはそれを採用のみに留めず家庭、学校、会社、社会のあらゆるところでwhat is your life purpose?と問い合い、深める機会を醸成したいと思います。
育児とキャリアの両立、地方創生という社会課題に真っ向から取り組み、個人、家族、地域、企業を豊かにする仕組みを構築した点を高く評価しました。
「コーチングをすると、個人の願いが解き放たれてしまい、退職が増えるのでは?という不安が企業にはあるように思うが、それは幻想でしかない。」にもあるように誰もが抱き一歩踏み出せないことへ挑戦した点と、定量・定性の双方で効果検証がなされ一定の成果にまで導いた点を評価しました。再現性が高く、他社への転用が可能であることがアワードとしてもふさわしい取り組みだと思います。
働き方の課題設定を"交流"に視点を置くプロジェクトが占める中であえて"集中"に視点を置いたところにRockを感じます。自社製品とも相まって、組織開発だけでなく、ブランディングとしても活用されたストーリーテリングではないでしょうか。