障がい者雇用の課題解決には、雇用する側も働く側も双方で意識を変えていかなければならないとグランディーユは考えます。また経営企画部マネージャーの横田 親は、誇りを持って働く大切さについてこう話します。

横田 「福祉事業は、商品を買ってもらいたいという思いが先行し、値段を低く設定してしまいがちです。経営者も、障がい者の方々も、自分たちが提供するものは付加価値が低いと思い込んでしまっていることが多いと感じています。

しかし、品質のいいものでお客さんが喜んでくださるのなら、適切な値段を設定すべきです。そうすることで、働く喜び、誇りを持つことができるのです」

グランディーユでは障がい者だけでなく、ひきこもりのために社会経験がない方、働きづらさを抱えた人、健常者と、さまざまなスタッフがフラットな関係で働いています。

小笠原 「人材不足、労働力不足が社会問題になっていますが、社会に出てこれていないひきこもりの方や、理想の職場とマッチングできずにニートになっている方など、働きたい人はたくさんいます。もちろん、障がい者もその中に含まれます。

毎日働くのは少しつらい。でも週に1日、1時間だけでも働きたい、そんな想いに応えられる場所がたくさんあれば多くの雇用が生まれます。そのような方たちが働ける場所を広げていくことで、社会全体の雇用を底上げできると考えています。

そのためには、彼らが働き続けたいと思う職場環境づくりと、雇用者側の理解が大切なのです」

グランディーユでは、自分たちが構築したノウハウを多くの企業へ伝えていくとともに、雇用者側の理解を深めていけるよう、これからも発信を続けていきます。さらには、誰もが自分らしく働ける場所を提供し、また働き方の選択肢が広がっていくことを目指します。