CHOが主宰するHAPPY LINK LABの取り組みと、社内浸透が根付いたことで、より多くの会社に幸せの連鎖を起こしたいという想いが、法人向けの新事業の立ち上げにも繋がりました。

新事業「Cultive(カルティブ)」では、幸福学の第一人者である慶應義塾大学の前野 隆司教授にもアドバイザーとして参画いただき、「良質な企業文化醸成の結果、働く社員の幸福度が高まり、パフォーマンスと業績が改善するプログラム」を目指しました。

働く全ての人が「幸せに働くこと」を実現できるように、自社の取り組みを体系化。良質な企業文化づくりを通して、企業の中長期的な成長を支援するハンズオン型カルチャー醸成プログラム「Cultive(カルティブ)」が完成し、ローンチすることができました。

Cultiveは、企業文化醸成のためのコンサルティングだけでなく、イベントの場づくりや必要なツールのデザイン・製作まで、ワンストップで請け負います。それにより、お客様に寄り添った価値提供を実現しています。

コロナ禍によって大打撃を受けた会社の事業を法人向けの新事業にシフトしたことで、前年同時期比280%超えの売り上げ達成につながりました。

佐藤 「Cultiveをローンチした後、お客様とお話しする中でVISION・MISSION・VALUEを持っていない企業が多いことに気づきました。幸せに働く社員を増やすというテーマは重要だけれど、緊急度や優先度は低く捉えられがちで、認知度も低い状態です。そのため、Cultiveを提案するときに、なぜ必要なのか? という重要性を伝えることに苦労しています。

一方で、Cultiveを導入してくださった企業からは、企業が持つ文化や価値観を抽出して言語化することで、『自分達の仕事に意義を感じて働くようになった』『会社全体の一体感が増した』というお声を頂くことも増えました。実際にVISION・MISSION・VALUEが浸透していく様子を見ると、とても嬉しくなります」

コロナ禍で働く環境が大きく変わっています。そんな状況でも、たくさんの会社や働く人が、“もっと幸せに働くこと”に意識を向けて仕事に取り組めるように、CHO佐藤の挑戦は続きます。